いつかの約束。
何週間空いても良い、と思っているから、たまに来る間隔を空けない君からの文字がたまらなく嬉しい。
ありがとう。
そして昨日、口約束をした。
ほんとにきっと、口約束で終わるんだろうけど一年後君と出掛ける妄想に耽る私は心の何処かで期待しているのだ。
来月、とか。年明け、とかじゃないし、一年後この約束を君が覚えてるかどうかなんてほぼ0%に近いのだけど、それでも君が今、私と出掛けても良いかなと思ってくれたのが嬉しいのです。
その気持ちが財産。
だって、ね。
三ヶ月前にも同じような話が出たときは流れていったんだもの。
でも、今回は流れなかった。
社交辞令でも受け止めてくれた。
いつかこの口約束が果たされるときは来るのだろうか。
くればいい、
きてくれれば、いいな。
夏の終わり、君が遠くに行ったことによってこの恋は厳しいと、会えないし簡単に会いにいけないし君のことだから連絡は途絶えるのだ、好きになっても仕方ないと思っていた。
でもね。
今は少し違う。
君が遠くに旅立ったことで、私はまた君を知ることができた気がするのだ。
きっと今も君が近くにいたら、こんなにも連絡することはなかったし、連絡する内容にずっと悩んでいただろうし、写真のやり取りもすることなかった。
そして、出掛ける約束も取り付けることが出来なかったんじゃないかなぁ。
でも私たちは今、決して多くはないけれど連絡を取り合い写真を送り合う。
近況を報告し合って、会いに行ったり電話は出来ないけれどあの頃よりお互いを知れてる気がする。
心配は尽きないけれど、今の状況に何も悲観することはない。
それだけは胸を張って言える。
君が帰ってくるまで私は自分を磨き上げるよ。