私の心を掬った日。

ずっと書く余裕がなくて書けてなかったけど、前回の日記で諦めなくて良かった。

僅かながらにも、彼を完全に自分の中から締め出さなくて良かった。


遅れてきた連絡はとてもタイミングが悪くて、でもそんなタイミングの悪さもあなたらしくて私の心は救われたのだよ。

決して多くはない他愛もない会話が楽しくて、嬉しかった。


ほんとに秘密主義ったらないけども。
あなたは遠くに旅立った。


まただ。
言ってよ。



気付いた頃にはあなたはもうここにはいないのだけど。

遠く離れた場所からフラリとやってくる連絡が私は待ち遠しい。

一年って長いよね。
もう若くないし、将来のこととか考えるし、あっという間に過ぎてくけど待つには長いよね。

わかってるんだけどね。


今日あなたからの連絡に居たも立ってもいられなくなった。


車を飛ばして、環境の良い場所へ行く。
夜に。携帯だけ持って。


もう、そんなの、ねえ。

データを見て湧き上がる想いがあった。
声が聞きたいと思ったし、少し泣きそうになったし、会いたいと思って寂しくなった。


カッコいい、と純粋に思った。


わたし、この人とやり取りしてるんだなぁって。


ねえ、


もうこんなの、好き、だよね。


叶わないと分かるんだけどね、好きになっても仕方ないことも未来がないことも分かるんだけど。


今日、私はハッキリと心を持っていかれたのでした。


私の心を掬った日。


君がすき。