貴方を掬う勇気。
あなたの闇を知った。
いや、実際にはあなたの中に闇があることを知った。
今、あなたは遠くで何を思ってるの?
あっけらかんと、くしゃっとした笑顔の奥であなたは時々泣いてたのかな。
思い返しては、そのときのあなたの気持ちを汲み取ろうとするのだけども、それが正解かは分からない。
きっと私は知らぬ間にあなたを傷付けてきたのかもしれない。
気づかなくてごめんね。
気付いてごめんね。
あなたが望むのは何も知らずいつもどおりに接することかな。
全うするよ。
願うのは、今日もあなたが穏やかに眠れること。
あなたに明日がやってくること。
望めるなら、明日はどんなことしようかなって明日を楽しみにしてくれること。
間違ったらダメよ。
怖いって、嫌だって思ったときには、間違ったと気付いたときには遅かった人を私は知ってる。
一人で抱えて、抱えきれなくて間違えてしまった人を私は目の前で見てきた。
7年前のあなたの想いを見つけて泣きそうになった。
7年前、父がこの世界からいなくなった年。
運命なのか、偶然なのか。
分からないけれど。
もう二度と私の大切な人が神様に与えてくれた人生を自ら終わらせて欲しくない。
生きることに執着してほしい。
だから、今日もあなたがこの世界に心地よくいれますように。
願うよ。